
「蒲郡クラシックホテル」には、本館・梅別館があり、それぞれ特徴が異なります。
ここでは、本館・梅別館の違いについて紹介します。
蒲郡クラシックホテルの本館・梅別館の違いについて
「蒲郡クラシックホテル」の本館と梅別館の違いは以下の通りです。
本館の特徴
本館の建築様式は鉄筋コンクリート造で、入母屋造銅板葺屋根、和風意匠を用いた格式高い外観となっています。
3層の西棟には和洋折衷のレストランや玄関ホール、2層の東棟には客室があります。
アールデコ様式の内装があり、瀬戸内海(三河湾)を望む丘の頂に位置します。また、宴会場は小グループ向きのクラシックな空間があります。
また、本館は国の登録有形文化財に指定されています。
梅別館(旧称:西別館、料亭竹島)の特徴
梅別館の建物構造は木造平屋建てで、瓦ぶき、入母屋造桟瓦葺、数寄屋基調の近代和風建築です。
もとは「常磐館」という料理旅館の別館として1916年に建築され、梅別館を経て料亭竹島として使われてきました。
現在は一棟貸しの宿泊施設「THE COVE」として、温泉・ハマム浴を完備し特別な滞在体験を提供しています。竹島の眺望を最大限に活かした設計で、歴史的価値を継承しながら快適さも追求しています。
また、梅別館の建物も国の登録有形文化財に登録されています。
比較表
項目 | 本館 | 梅別館(THE COVE) |
---|---|---|
建築様式 | 鉄筋コンクリート造、和風意匠入り | 木造平屋建て、数寄屋基調の近代和風建築 |
建築年 | 1934年(昭和9年) | 1916年(大正5年) |
機能・用途 | 客室(27室)、レストラン、宴会場など | 一棟貸しの宿泊施設、温泉・ハマム浴完備 |
施設の特徴 | アールデコ調の内装、瀬戸内海(三河湾)を望む高台 | 旧料亭竹島の建物をリノベーション |
登録文化財 | 国の登録有形文化財 | 国の登録有形文化財 |
宿泊スタイル | 伝統的なホテル利用 | 特別な滞在体験の一棟貸し |
眺望 | 三河湾を一望 | 竹島の眺望 |
どちらがおすすめ?
本館と梅別館のどちらがおすすめかは、「滞在スタイル」や「求める体験」によって変わります。
本館がおすすめの方
- 伝統的なクラシックホテルの雰囲気やアールデコ様式の内装を楽しみたい
- レストランや宴会場など、多目的なホテル機能を使いたい
- 三河湾を一望できる歴史ある格式高い空間で過ごしたい
- ホテル規模ならではのサービスや利便性を重視する方
梅別館(THE COVE)がおすすめの方
- 完全プライベートな一棟貸しの宿泊体験を求めている
- 木造の和風建築や近代数寄屋造りの趣き、歴史的な空間に惹かれる
- 温泉やハマム浴など、特別な癒やし体験を重視したい
- グループや家族、親密な人たちだけで独立した空間を楽しみたい
各施設とも国の登録有形文化財という歴史的価値と独自の魅力があります。
「格式あるクラシックホテルで正統派のおもてなしを受けたい方」は本館、「プライベート性や特別感、高級旅館風の非日常を体験したい方」は梅別館(THE COVE)がおすすめです。